なぜ僕が玄米食を勧めるのか。
僕はお店でお客さんに玄米食を勧めていて以下の様な根拠に基づいてお勧めしています。

①玄米はお米の種です。特に30度弱のぬるま湯に浸しておくと12時間から24時間程で発芽してきます。
乾燥して仮眠状態だった玄米はぬるま湯に浸す事で目を覚まし、生命力が出てきます。
こうなるとお米の種としての本能が働き消化を妨げる作用が出てきます。
そうです消化されてはお米の種として種の保存が出来ないので、お腹を緩くして、排出させようとするのです。
このようにして、玄米はほぼ糖質を消化させずに排出させるのです。
と言うことは玄米を食べるだけで自然に糖質制限がかかるという事です。
更に糠に含まれる各種ビタミン、ミネラル及び植物性タンパク質及び脂質が摂取出来るので栄養バランスを保ったまま糖質制限が出来るのです。
②糖質制限がかかると身体はどの様な反応が起こるのでしょうか。
玄米を食べても糖質が入ってこないので身体は飢餓を感じます。いわゆる低血糖状態が続きます、そこで身体は糖新生という反応が起こり、身体の中にある脂質やタンパク質を分解し糖質を作ります。そのようにして血糖値を安定化させ、更にその糖質を利用して生命維持に必要なATPを大量に生産します。
この働きに重要な役割を果たすのがミトコンドリアです。
ミトコンドリアは細胞内にいて私達の生命を維持する為に働いてくれているのです。